江口晃生、絶好調モードでびわこ名人戦へ

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江口晃生

2月11日に51歳の誕生日を迎える江口晃生が近況絶好調だ。11月からの新期勝率は8.09。すでに出走回数は80を超えているので、A1確保は決定的。あとは2000年後期以来の8点超えや期間勝率トップを獲れるかといったハイレベルの挑戦に注目が集まる。

江口といえば、2013年の名人戦チャンプ。その時の舞台はびわこで、今年もびわこで開催される。そこで、3年前のこのレースのことを振り返ってみよう。

びわこでのビッグレースは、2009年に松下一也が優勝した新鋭王座決定戦以来の開催。今年の出場ボーダーは、マスターズ史上最高の5.82だったが、3年前は5.26。この年から名人戦に仲間入りした48歳の新兵は、江口や熊谷直樹、池上裕次ら。ほかに優勝候補として、西島義則や今村豊、大嶋一也、倉谷和信らもいた。

しかし、彼らを抑えて予選トップ通過を果たしたのは古場輝義。オール2連対で準優1号艇を手にしたが、そのレースでまさかのスタート遅れ。これにより、予選2位で準優1着の江口に優勝戦1号艇が回ってきた。

当時、現在のプロペラ制度が始まって約1年が経過していた頃。調整の巧拙にも差が出ていて、江口は絶対の自信を持っていた。戦前のコメントでも「ペラを大幅に叩いてグリップ重視にした」と、大一番の前でも大きな調整をやってのけた。

優勝戦。2コースの長谷川巌がスタートで立ち遅れ、3コースの今村がトップスタートを決めた。江口は裸のインになり、苦しい隊形になったが、今村の攻撃を張り気味にけん制しながら先マイを果たし優勝。2着には日高逸子が入線した。

当時新兵だった名人・江口が思い出の水面に登場する。当時、新ペラ制度の調整に自信を持っていて、現在再び絶好調モードに突入している。3年前の再現を虎視眈々と狙っていることだろう。

2月10日から16日までに誕生日を迎えるのは以下の28人。

10日

館野友良68

久保田美紀51

櫻本あゆみ28

11日

江口晃生51

矢後剛49

山本光雄44

片岡雅裕30

土屋実沙希27

12日

森脇徹55

立間充宏41

村越篤38

安達裕樹33

渡邉和将26

宮地佐季24

13日

池本輝明49

森岡真希42

山本浩輔38

藤田竜弘33

14日

藤井定美61

清水攻二42

岸本隆40

川上清人36

浜野孝志35

15日

竹田辰也32

本多宏和29

16日

木村光宏45

浦上拓也43

坂元浩仁30

このうち誕生日当日に出走予定の選手は以下の8人。

12日

立間充宏(宮島GI3日目)

渡邉和将(宮島GI3日目)

13日

池本輝明(児島3日目)

藤田竜弘(三国4日目)

14日

川上清人(若松初日)

15日

竹田辰也(宮島GI最終日)

本多宏和(蒲郡GI5日目)

16日

坂元浩仁(下関4日目)