常滑でイン勝率低下とまくり増加

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全国に先駆けて、昨年の12月13日に出力低減モーターが導入された常滑。初下ろしから既に9カ月以上が経っており、おおよそのエンジン相場は固まっていると言えよう。

相場の方は固まっているが、この出力低減機に少々気になる現象が起き始めている。夏場に入った辺りからイン勝率が下降気味なのだ。これまで出力低減機の一番大きな特徴としてイン勝率の上昇が全国的にみられてきた。常滑も例にもれず、始めはその傾向にあったのだが、このところのイン勝率低下は気になる。

最近半年間のイン勝率は50%だが、7月に入ってからは47%台まで落ち込んでいる。これに伴ってまくり率の上昇も目立ち始めた。出力低減機の2つ目の特徴はまくりの減少。これにも反した挙動が今、常滑で起きている。

原因として考えられるのは気温の上昇。回転が上がりづらくなる夏場はインコースが苦戦するというのは昔からのセオリーだ。しかし、ここ数年は夏場でインコースの勝率が落ちることはなくなっていた。出力低減機はもしかすると気温の影響を受けやすいのかもしれない。そうなるとかつてのセオリー「夏場はインが苦戦」が復活したということも考えられる。であれば、それは季節限定の一過性のもの。冬場になれば、またイン勝率は上がると考えられる。