~実況アナの穴目八目~

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オーシャンカップの開催から、間もなく2ヶ月が経とうとしています。そして、BOATRACE三国「GI 北陸艇王決戦 開設62周年記念」は、準優勝戦を勝ち抜いた6選手が激突します。

優勝戦のメンバーは、①池永太今垣光太郎松井繁中辻崇人田中信一郎魚谷智之です。GI初優勝がかかる池永選手にとって、最大のチャンスと言っていいでしょう。一方で、隣に今垣選手や松井選手がいることで、どこまでプレッシャーに耐えられるかも、最大のポイントになってきます。

そこで、今回のコラムは「GI北陸艇王決戦」の優勝戦を私・小林アナが展望していきます。

進入は、①②③/④⑤⑥の枠なり進入に収まる可能性が高いです。田中選手の動き?を気にしているファンは多いと思いますが、コースを無理に取りに来ても、機力面であまり有利に運ぶ要素がありません。

さて、一番の見所は池永選手が自分のペースで主導権を握っていけるか?です。そして、池永選手が最も恐れる相手は、準優ラストで太田和美選手のカドまくりを受け止め、自ら仕掛けて優出切符をもぎ取った松井選手です。

加えて、2コース想定の今垣選手が出足重視の仕上がりなら、伸びには若干の不安があります。そうなれば、V争いは池永選手vs松井選手に絞られます。

したがって、私の優勝戦の狙い目は①-③=②、①-③-⑤⑥の4点が本線。松井選手が仕掛け切れば、③-⑤⑥-流しと③-②-⑤⑥と少し手広く狙い目を書いておきます。

前回大会は、今垣選手の3カドまくりが決まり、多くのファンが驚きの声を上げていましたが、今回はどんなドラマが待っているのでしょうか!?

台風18号の影響で、1日順延の15日に行われる優勝戦を、ワクワクしながら見て下さい!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。