~実況アナの穴目八目~

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現在、BOATRACE三国では「GI北陸艇王決戦」が熱戦開催中です。地元・福井支部の選手がモーター抽選運に恵まれず、苦戦を強いられています。その中、萩原秀人選手が連日気合のレースを披露しています。明日は予選最終日を迎えますが、1人でも多くの地元レーサーが予選をクリアすることを、私は願っています。

ところで、私がボートレースと最初に出会ったのがBOATRACE津です。来年に、私がボートの仕事を始めてから25年目に突入します。そのBOATRACE津で、10月3日の開催から、スタート展示のスタートを30分繰り上げて、午前10時10分、最終・12レースを午後4時締切(予定)にすることが、先日発表されました。

「CHANGEツーBOAT」を銘打った施策の狙いは3つあります。1つ目は、デイレースの行っているレース場の中で、一番早くスタートさせることで、10時開門が多いボートピアなどの場外舟券施設(ボートレースチケットショップ)のファンに、いち早くレースを楽しんでもらい、手軽に舟券を買ってもらうこと。2つ目は、電話・インターネット投票ファンには、モーニング開催場がオープニングレースから企画番組を実施し、10時過ぎに入って一服する時間に企画レース(BOATRACE津は、10月から1号艇にA級レーサー、2号艇から6号艇にB級レーサーという企画番組[2ッキーレース]を、これまでの2レースから1レースに変更)を実施することで、購買意欲を高めること。そして、3つ目はBOATRACE津に来場するファンには、本場開催のレースを午後4時頃に終了することで、場外発売のSG・GIの12レースにつなげ、BOATRACE津→場外レース場のメインを連続して楽しめるようにすること。この3つの柱で、年間で2000万円の増益を目指します。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。