17年ぶりのSGの意味

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開催中の三国オーシャンカップ。三国では実に17年ぶりのSG開催で、発売中の本誌マクール8月号「ひまひまデータオフライン」によると、これは前回SG開催からの空白期間としては、過去12番目に長い間隔ということだ。

ちなみに一番長い空白期間となるのは、来年の夏にオーシャンカップを開催する予定の鳴門で、その期間は実に58年3ヶ月ということになる。2番目に長かったのは2010年にグラチャンを開催した大村、前回SGのMB記念からは54年10ヶ月ぶりの開催だった。もっとも大村の場合は、その後にチャレンジカップ(2011年)、笹川賞(2015年)と、さほど間隔なくSG開催を行っているので、もはやSG開催が珍しいレース場というイメージはないだろう。

三国の場合はどうか。前回開催は98年のオーシャンカップで、実はその3年前の95年にMB記念を開催していた。これは三国にとってはまさに開場以来初めてのSG開催で、悲願ともいえるものだった。それだけに早くも3年後にオーシャンカップの開催が回ってきたことで、その後も遠からずSGが開催されるのではないかと期待した人もいたかもしれない。ところが……結局、次のSG開催は17年後になってしまったわけだ。