減量効果がてきめんの西島義則

減量効果がてきめんの西島義則

西島義則の勢いが止まらない。浜名湖で行われた4日間開催「遠鉄アタック」で、西島が6戦5勝2着1回の準パーフェクト優勝を飾った。とはいえ、レースは決してすんなり決まらなかった。

【西島義則】

この優勝戦1号艇は天野晶夫で、こちらは西島の上を行く予選パーフェクトペース。スタート展示では、天野がコースを主張したが、本番で西島が本領発揮のイン取りを敢行。スタートではコース取りでもつれた両者よりも助走距離をたっぷり確保した3コースの長溝一生がスリット後伸びた。これに西島が応戦し、空いた懐に5号艇の中嶋誠一郎がまくり差しで飛び込んだ。バックでは中嶋がやや優勢も、内から忍び寄る角谷健吾。2Mでは、この両者を西島が行かせて差し、前を行く中嶋を捕らえた。そして西島が2周1Mを先行し、抜きでの勝利となった。これが今年2回目の優勝で、前回は5月の地元宮島での完全優勝だった。