初A級昇格を目指す若手たち

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2015年後期級別審査期間もあと4日で締め切られる。A1級は6.25前後、A2級は5.40前後がボーダーになりそう。今回は若手で初A級昇格がかかっている選手について触れてみよう。

目下A2級ボーダー5.39の廣瀬真也は、4月29日からの多摩川に出場する。勝負駆け対象は序盤の2日間。GW開催なので、出場選手は長岡茂一角谷健吾作間章齊藤仁など東京支部を代表する選手ばかりで相手は厳しいが、期末にかけてペースアップしており、勢いの良さで初A級昇格を果たしたいところだ。

若松地元スター候補選手の竹井貴史は現在5.27。現在地元若松のGWシリーズに出場中で、28日までが勝負駆けとなる。この節はWドリームを組んでもA1選手があふれてしまうほどの豪華メンバーだが、いきなり連勝発進して気を吐いた。今後、対戦相手がどんどん強くなるだろうが、大きな壁を乗り越えて成長したい。

三重の双子レーサー、松尾充(兄)と拓(弟)が揃ってA2級勝負に挑戦している。充は桐生で28日まで、拓は地元の津で29日まで出走する。充の方が1日短いが、勝率が5.32と高め。拓は現在5.23と条件は厳しいが、残り3日あるのでまだ数字を上げるチャンスはある。兄弟で一緒に昇格できたら、こんなにドラマチックな筋書きはない。