引退選手

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2月末から3月にかけて次の5選手が引退した。

村上信二(岡山59歳42期)

田中寛(広島59歳44期)

河合良夫(愛知65歳37期)

小林大輔(東京46歳68期)

吉村重行(長崎45歳64期)

村上信二さんは荘林幸輝、吉田稔らと同期のいわゆる「花の42期」の一員だったが、その中でもかなりの遅咲きの花。何しろGI初出場がデビューしてから14年目で36歳の時。39歳だった94年9月の常滑周年ではGI初優出で初優勝。6、6着発進からの優勝も当時は話題を呼んだ。A1級の常連になったのも40歳手前あたりからで、常滑周年で権利を得た翌95年の総理大臣杯がSG初出場。SGにはこの後98年、00年の総理大臣杯で合計3回出場したほか、97年(平成9年)には5場所連続を含む8回の優勝を飾るなど128勝をマークして年間最多勝利のタイトルも獲得。選手生活の中で40代が一番充実していた。