桐生・出力低減モーターの影響はいかに?

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桐生で今最も注目すべきは出力低減モーターの存在だろう。昨年12月27日に導入され3節を終了、現在4節目が開催されている。データサンプルとしては十分とは言えないものの、多少の傾向は出始めているのも確かだ。

昨年の桐生のイン勝率は44.8%、出力低減モーターになってからは現在45.2%を記録している。イン勝率及び、他コースにおいてもさほど変化は見られない。新エンジンは冬場のみの集計ということを考慮すると微妙に低いと言えなくもないが…。ただ、舟券予想においてはコース勝率の変動はさほど気にする必要はないようだ。

その中で、大きく変化を見せ始めているのが決まり手だ。まくりが減少し、まくり差しが数字を大きく伸ばしている。これはまくりにいった艇がパワー負けして流れやすくなったと推測される。思い切り握るよりも、一旦落としてからまくり差した方がパワー負けのロスが少ないというわけだ。ただ、毒島誠のようにターンの技術が高ければ、握ったとしてもそうそうは影響しない。むしろ握った方が相手との差が出やすく有利に働くこともあるだろう。ただ、それはかなり高い次元の話であって、一般的にはまくりはやや成功率が下がるだろうと予測される。