~実況アナの穴目八目~

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グランプリが終わっても、今年のボートレース業界は年末の大一番に向けて、華やかでかつ激しい戦いを残しています。

西のボートレースのメッカ・住之江で、いよいよ明日から、「プレミアムGI第3回クィーンズクライマックス/シリーズ戦」が始まります。

今日は、シリーズ戦の42選手の前検作業が行われ、ピットは慌しい雰囲気に包まれていました。

先日のグランプリの展開予想は、穴党ファンに少し貢献できたので、私自身もホッとしていますが…。何とか、このペースを維持できるように、読者の皆さんに予想の参考にして貰えるように、頑張っていきます。

そこで、今回は私がピット取材した選手の様子を加味しながら、初日のシリーズ戦のドリームを展望していきます。

メンバーは、①高橋淳美中谷朋子松本晶恵谷川里江大瀧明日香魚谷香織となりました。クィーンズクライマックスに惜しくも進出できなかった6選手の対戦です。

僅かの差で悔しい思いをした高橋選手にとって、このシリーズ戦は地元の大きな声援を背に戦うことになります。イン有利の住之江水面で、いかに先制策に持ち込めるかが、レースの大きなカギになります。

一方、手ごたえのいいコメントをしたのは、2号艇の中谷選手。シリーズ戦のモーターの中では、70号機(38.9%)と良機の一つを引き当てました。「乗り辛さはあるけど、回転をうまく合わせれば、自分の形に持ち込めそうですね」と、中谷選手の序盤のコメントとしては、いい内容でした。

住之江は、枠のいい選手が売れる傾向ですが、前述の中谷選手と好素性機「58」を手にした4号艇・谷川選手の動きは、かなり気になりました。

これらを総合して、ドリーム戦の予想は②=④-流しと、②-流し-④、④-流し-②という狙い目を推奨します。外枠の大瀧選手か魚谷選手が絡むと高配当になりますので、是非予想の参考にしてください。

最後に、ドリームメンバー以外で狙ってみたい女子レーサーは、最近の勝負強さが光る川野芽唯選手と地元・三国レディースチャンピオンで名前を大いにアピールした今井美亜選手です。6日間通して、舟券の一角に絡めて、高配当を掴み取りましょう!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。