~実況アナの穴目八目~

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いよいよ、BOATRACE平和島で「SG第29回グランプリ(賞金王決定戦)」の幕が切って落とされます。今回から新しいシステムでの勝ち上がりとなり、興味あふれる戦いが展開されることは言うまでもありません。

先日(14日)、私は今垣光太郎選手のグランプリ出場壮行会の司会を担当しました。「住之江に比べると、平和島はどのコースからもチャンスがあるし、悲願の賞金王タイトル獲得を目指していきたい」とファンの前でアピールしました。

一方、同日に行われた田村隆信選手の出場壮行会は、鳴門が休催中のためエディウィン鳴門で実施されました。さすが鳴門のエースの来場ということで、会場は大盛況でこれまでにない活気に包またようです。

私は今垣選手の壮行会があったので、田村選手の壮行会は、いつも表彰式の司会をお願いしている嵐みずえアナウンサーが担当しました。嵐アナから壮行会の話を聞くと、「何とかぎりぎりボーダーで残れて…。初日トライアル・6号艇は、前付けやチルトを跳ねたり、調整次第でいろいろ考えます。普通には戦いません。トライアル1stステージはたった2走しかないので、出来るだけのことをして戦いたい」と早くも戦闘宣言をした田村選手。どうやら、トライアル1stの12レースは、コース取りから目が離せなくなりそうです。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。