前本泰和の優出1号艇確率がすごい

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年間V数争いも残すところ1ヶ月を切った。11月30日現在で、トップは9優勝の前本泰和吉田拡郎茅原悠紀が8回で続く格好となっている。

このトップ3は優出した時の優勝確率が極めて高い。前本は17優出9優勝、吉田が17優出8優勝、茅原が15優出8優勝と優出の約5割をVに結び付けているのだ。

それを可能にさせているのが1号艇での優出の多さだ。前本は全17優出中、1号艇での優出が実に10回を数える。準優突破率(準優2着以上)も82%と極めて高く、優出までに完璧な航跡で優勝戦に臨んでいることになる。言い換えれば優出までがメイチの勝負と言えなくもない。

他の選手の例を出すとそれがよく分かる。25日に平和島で今年3回目の優勝を飾った白石健は前本よりも優出回数(18優出)は上をいっている。それでも白石がまだ3回しか優勝できていないのは、やはり優勝戦での1号艇が少ないことが挙げられる。全18優出中、1号艇での優出は6回、2号艇での優出も6回と前本に比べると2号艇の比率が高い。ただ、白石に関して言えばこれでも十分に優秀な成績であって、前本がすごすぎるとも言える。