「元志外し」の舟券に妙味?

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28日に28歳の誕生日を迎える篠崎元志は昨年のSGモーターボート記念優勝戦のフライングにより1年間のSG斡旋停止処分中、加えてGIも6カ月の斡旋停止のため、5月いっぱいまでは一般戦を中心に斡旋されることになっている。篠崎レベルの選手が一般戦回りとなれば圧倒的な成績を残すと予想されたわけだが、現在までの成績を少し紹介しておこう。

例外的に出走できた昨年の賞金王決定戦を除くと、篠崎は昨年11月の福岡周年を最後に一般戦回りとなった。それ以降これまで6節の一般を走り、優出5回、優勝2回、勝率8.07と予想通り見事な走りを披露している。その間に1回フライングをしてしまったが、それ以外はほぼ完ぺきとも思える成績だ。しかし、それを踏まえた上であえて細かい点を挙げたい。まずは勝率8.07についてだが、正直なところ篠崎ならばもう少し高い数字が出ても不思議はない。8点台半ばから後半も期待できる選手だからだ。同期間で集計(一般戦30走以上)を取ると篠崎のこの勝率は全体の14位と意外と高くない? また、3連対率は81.5%、もちろん高い数字であることは間違いないが、案外取りこぼしている印象もある。