日刊編集後記


2012/3/31

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今スポニチで、ボクシング元世界チャンピオンの具志堅用高さんが人生を振り返る連載が載ってるんですが、本日分を読んで驚きましただ。具志堅さん、引退後にあまり積極的に生きられずにボーッとしておった、と。でそんなん時に、なんと競艇選手を目指したこともあるんですと。もともと海の近くに育ってマリンスポーツが好きだったから、と。亡くなった漫才師の横山やすしさんと一緒に、アマチュアのレースに出たこともあるんですと。

おまけにどういう縁なのか、当時の本栖研修所に毎週水曜日に講師として話をする仕事もはじめたんですと。ところがね、本栖には1年以上拘束されるとか、早寝早起きの生活とか、ミスすると罰として本栖湖1周マラソンをしなきゃいけない事とか、厳しい訓練を目の当たりにして、無理だって諦めたらしいです。

いや、無理もなにも、具志堅さんって引退した時に既に20代後半だったはずだから、本栖に入学しようとしても年齢制限で受験も出来なかったんじゃないかと思いますけど…。ま、具志堅さんのことだから、そんなことまったく気にすることもなく、というか思いも及ばず、真剣に考えていたんでしょうね~、なはははは…。

そういえば、どこかで書いたことありますが、本栖湖1周のマラソン、私も経験したことありますよ。体験入所の最後の仕上げとしてね。ホントに走るんだす、約15キロ!! もうその頃は運動などほとんどしてなかった私ですが、根性で走りきりました。付き添いの競走会職員の方に、何度ももうギブアップしていいですよ、と心配されながらね。走りきった時は、ヒザが抜けたようになってしまったです。で、帰りにクルマを運転するのがおっかなくておっかなくて…。

えと、一応自慢しますとですね、私、そのマラソンでビリではなかったんです。私より後にゴールした訓練生がいたわけで、名前は確か、重成一人クンだったような…。

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from 呆

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