日刊編集後記
2020/12/28
あと3日ほどで2020年も終わりです。大晦日は毎年、格闘技のビッグイベントが開催されるのが恒例となっていますが、さすがに今年は小粒な印象。総合格闘技のRIZINはフジ系列で生中継しますが、毎年各試合の間隔が開きすぎて冗長な印象。ショーアップもほどほどにしてもらいたいと思います。その点、ボクシングの方はTBSで午後6時から7時とコンパクトに絞ってきました(前座の試合は5時から中継)。以前にやはり「前フリだけ長い」と散々批判を浴びてきたのと、正直、今度の顔合わせでは31日のゴールデンはキツいと判断されたからでしょうか。世界4階級制覇の井岡一翔と、世界最速で3階級制覇を成し遂げたという田中恒成。肩書はスゴいですが、今のファンはそれだけでは飛びつきません。“モンスター”井上尚弥の試合と比べられてはかわいそうですが、両選手にはとにかく後世に残るような1戦を期待しています。