日刊編集後記
2020/4/30
サッカーJ1鳥栖の経営危機が、スポーツ紙の1面になるなど大きく報道されていますね。しかしJ2以下となるともっと厳しい状況です。J2京都サンガは、以前から「老朽化したスタジオ改修の費用が集まらない」と一部メディアやスポーツ系サイトで流れていました。11年には48万人の署名集めたが、成績不振もあって、目標の20憶円に全く届かずわずか2億円ほどだとか。さらに昨今のコロナ禍で、先行きは非常に苦しくなっているようです。これはどこの世界でも一緒ですが…。熱狂的な浦和や鹿島のサポーターからは「お公家さんたちは、口は出しても金は出さないのが伝統なんだろう」と、京都の“伝統”に少々呆れた声も。当面京都府が府債としてカバーしていくようですが、税金を使うことに対して、また「口を出す」市民が増えてくるでしょうね。