日刊編集後記
2018/2/13
平昌の冬季オリンピックが開催中で、前半戦を終えたところである。「オリンピックの政治利用」という声はさておき、極寒&強風の影響や放映権の関係で競技時刻が午前中になったり深夜になったりとまちまち。関係者やスタッフ間からも非難ごうごうの開催となっているらしい。個人的には、冬季オリンピックは、新しく採用されていく競技が多過ぎ、また器具を使う競技ばかりであまり関心が持てない。参加する国も少なく、ヨーロッパと北米、それにほんのわずかのアジア勢だけで争っている競技ばかりで、あまりに多様性に乏しい。自分が年を取ったからこんな感想を持つのかと思っていたが、若い人に聞いても同様のようだ。やはりスポーツは、誰が「足が早いのか?」「遠くまで飛べるのか?」「重いものを持ち上げられるのか?」「(戦って)強いのか?」というように、シンプルに、器具は最小限で競うべきものではないか?そんなことを再認識している。