日刊編集後記
2017/11/16
先日九州へ出張した際、福岡では「近くて安くてリゾート付き」の英語留学が話題になっていると聞いた。それはフィリピン・セブ島への留学だ。そのことを東京に戻って若い子と話すと、「東京でも聞きますよ」とのこと。大手の英会話教室では「セブ教室」を設けているところもあるんだとか。聞けば、欧米はもちろんオーストラリアよりもずっと近くて4時間ほどで着くし、物価は日本の半額、欧米の3分の1ぐらい。授業料も当然安く、さらに授業のない時はきれいなビーチで遊び放題だ。フィリピンといえば、我々オジサン世代の前後だとけっこうフィリピーナに入れ込む男性(ボートの現役選手やOB、業界関係者も含む)が多く、成田でもフィリピン行きの飛行機がかなり混んでいたもの。それが沈静化したと思っていたら、最近はLCC(格安の航空会社)の便数も増え、このような語学教室なども増えて人気が復活しているらしい。マニラに比べるとリゾート地のセブは治安も悪くない。九州からだとさらに航空運賃が安くなり、また女性の比率がグンと高くなっているとも聞いた。時代は変わっているのだな。