日刊編集後記
2016/11/12
11月12日、J2のジェフ千葉対コンサドーレ札幌の試合、行ってきました!
J2首位で、一時は2位に最大勝ち点9差をつけていた札幌が、この土壇場に来て連敗喰らって一気に追い詰められ、2位に同勝ち点得失点差+1まで迫れているという危機。でも、そこでこのシーズンラス前の一戦がゲキアツになってくれたとも言えました。
負けたら優勝どころか自動昇格の2位までにも入れず、プレーオフ回りになりそう。死んでも負けられない試合とはまさにこのこと! 札幌サポであるわたしは、当然チケット発売日にコンビニで購入しようとしましたが、初日ですでに売り切れ!! いつものこととはいえ、焦ります。ただこういうときは追加が出るもの。連日コンビニに通って追加チケットをやっとゲット。
実際にスタジアムに行ってみたら、そりゃもうアウエーの札幌サポ席はゴール裏はもちろん立錐の余地もなく、両脇のホーム側やバック側にもめちゃめちゃはみ出していました。千葉も意地はあるし、約半分くらいずつのサポ数。しかし優勝とJ1昇格がかかっている札幌の方が熱量ははんぱない。開始1時間前から周辺地域まで響き渡る超大音量のエールが地響きを立てていました。
試合は前半に先に1点を決められるやばい展開!それも今期からやけにいい選手に成長した町田也真人にアタッキングサードで縦横無尽に駆け回られ、センスのいいパスを通され、あげくにゴールまで決められてしまう。この14番、もう徹底的にマークしなきゃ!!
はっきり言って前半の札幌は浮き足だってるというか、連敗が効いてしまっているのかミスは多いし、動きもよくない。それが後半に入ってからは徐々に攻撃の形が作れるように。そして後半とうとう決まった、都倉の同点ヘッド!!!!後半はサポ席側のゴールだったこともあって、スタンドは総立ち絶叫最高潮に!
でもなあ、このままドローじゃだめなんだよう、なんとか勝て、どうにかして勝て、死んでも勝てという最後の最後のアディショナルタイム5分経過の時、ついに、ついに、ついにその時がやってきました。ロングボールに対してDFを背中に背負ったまま、内村がファーのサイドネットにボレーを叩き込んだ!!!!!!!
脳内ヒューズ弾け飛びましたね。アドレナリンびっしゃーん、完全に真っ白、高圧電流が身体の芯を突き抜けました。
こういう瞬間のために生きてるんだ。ライブとかバイクとかギャンブルとか。
まじで、すごい試合を観れました。この伝説的な逆転劇を目撃できて、本当に59年間生きてきて良かった。
結局、3位の清水も勝ったので、この節での自動昇格はなくなりましたが、最終節ホームの札幌で勝てば優勝です。文句なしに優勝です。得失点差の関係で、たぶん自動昇格はもう大丈夫でしょう。
最終戦は観に行けませんが、勝って欲しい!勝って優勝を決めて欲しい!