日刊編集後記


2016/4/2

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幸いにもまだ完全に老眼というわけではなさそうで、メガネは持っていません。とはいえ本誌の校正時にキャプションの文字が見にくいのは確かですし、大量に文字を読んだ後に、回りの文字があまり良く見えないとう状態もしばしば。メガネは鬱陶しいから嫌なんだけど、いつかは使わなくてはならんのかと憂鬱です。まあ、スマホでウエブを見たりする分には液晶の明かりのおかげで見難いことはほとんどないので助かります。紙は文字が小さいとマジでダメ。

で、最近、学生時代に使っていた辞書を引っ張り出して開いたところ驚愕しました。あれは文字ではない。ほとんど紙の上に胡椒がばら撒いてあるんじゃないかと思えるほどの小ささ。ホントに、目がくらくらしましただ。あんなものを毎日毎日、苦もなく使っていたかと思うと、我ながら老朽化ぶりにガッカリしますな。

それはさておき、なぜ辞書などを引っ張り出してきたかというと、坊主が持っていないというから。ビンボー臭いですが、使わせようと思ったわけです。そしたら、即、却下。なんでも学校で電子辞書を買わされるそうです。そんなオモチャみたいなものじゃあ意味ないぞ、と諭すと、圧倒的な反撃が。曰く、電子辞書には何十種類もの辞書や問題集、百科事典も収録されてるし、もちろん音声再生あり、動画さえもある。検索もできてカラー液晶で見やすいのだ!と。

一言も反論できませなんだ。

しかし、今やそんな状況になっていたんですねえ。確かに、液晶なら私でも見やすいはず。ひとつ買ってみようかな…って、何のためかという話ではありますが。

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from 呆

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