日刊編集後記


2016/1/6

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遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。さて昨年の大晦日のクイーンズクライマックスは、繰上ながら伏兵の川野芽唯が優勝を果たしましたね。川野選手は典型的な穴屋で、これまでも随分と一発大穴を開けてきています。デビューして184走目で初1着というのだから、新人当時は全く注目されていませんでした。その頃自分が、筑豊の「ブラックダイヤモンズ」というペラグループのペラ小屋に古賀武日児元選手を訪ねた時、F休みだった川野選手が同席していました。その頃は成績も芳しくなかったのですが、明るくて茫洋とした感じはありました。しかしデビュー初優出で優勝を飾り(当然大穴)、少しずつ力をつけてきました。それでも、今年クライマックスに出ただけでも驚きだったのに、恵まれとはいえGI初優出でまた優勝までつかんでしまうとは…。何かとてつもなく幸運な星の元に生まれたのかもしれませんね。いや、福岡には男女問わず晩成の選手が多いので、焦らずに成長してきたのが良かったのかもしれません。自分には何かホノボノとした雰囲気が感じられる選手です。(ヤマケイ)

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from ヤマケイ

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