日刊編集後記
2014/11/10
自分はあと5日で57歳となるのですが、ここ数年ビックリするほど同窓会やそれに類する集まりの知らせが増えました。それも、小学校、中高、大学と各年代層から一斉に、という感じです。そこで気づいたのは、同窓会なのに、昔話より現況やこれからの見通しなどを語る友人の多いこと。普通に会社や役所などに勤めていると60歳定年の所が多くて、その後の展望などを相談しに来ている感もあります。会社に役員・役職で残る人を除いては、いったんは退職金をもらって『リタイア』という形になります。その後も契約社員のような形で5年ほどは会社に残る人もいれば、一念発起して起業する人、あるいは趣味に没頭する人もいるようです。人それぞれですが、自分たちは退職金などないし、もちろん貯金などロクにないので、一生働き続けていかないといけません。逆に選択肢などないので、60歳以降のことを考えたこともなかったので、同窓会は懐かしさよりも、ある意味新鮮さを感じます。