日刊編集後記
2014/9/7
先日、20年ほどの在米勤務から帰ってきた友人夫婦に会い、その席で30分以上も、ショッピングセンターの話で盛り上がった。少し前に中国の消費期限切れ鶏肉が問題になったが、アメリカ人はそんな細かいことは気にしない。試食会や料理教室などでは、使用する材料はほとんどが冷凍食品と缶詰。いわゆる生モノはほとんど使わない。食品を2週間に一度ぐらいまとめ買いする主婦が多いため、「消費期限」「賞味期限」という概念が薄いらしい。また超肥満の多いアメリカでは、スーパーで電動カートを置いている店もよくある。肥満者は歩くのは嫌いだが食料品をたくさん買うので、スーパーとしては大事な顧客なんだとか。さらに、商品を買うお客の方も自分の都合次第。10本ほどのバナナが3ドルで売られていても、勝手に3本もいでしまい、「私が食べるのは3本だけだから1ドルで売って」とレジで交渉するオバサンなど普通だという。この『自己主張』ってヤツ、日本人は苦手ですよね…。