日刊編集後記


2014/8/6

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今年も夏の高校野球が始まろうとしています。岩手代表の盛岡大付属高校のエース・松本投手が、今を時めく大谷“二世”として、高校野球ファンのサイトやスポーツ紙で評判になっているようですね。大谷同様、投げては150キロ、打ってはホームラン50本以上という“超二刀流”らしいです。しかし岩手の地元出身の大谷と違うところは、松本の方は『野球留学生』ということ。なんと私の生まれ育った横浜の瀬谷という小さな町の少年野球チームの出身なので、ちょっと注目しています。瀬谷からなら、神奈川の強豪校・東海大相模や桐蔭学園は30分ぐらいという近さにもかかわらず、甲子園に出るには近道と思われる岩手県へ行ったのでしょう。しかしその一方で、全国一の激戦地・神奈川の代表になった東海大相模はというと、スタメンの半分以上は県外出身者が占めています。東海大の付属校は全国にあるので、そのネットワークで地方から優秀な人材が同校に集められるとも聞きました。地方でノビノビと(?)育てられた都会っ子と、全国最高の激戦地で日々争ってきた地方からの子、どちらが上位に進出できるのか、注目していきたいと思います。

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from ヤマケイ

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