日刊編集後記


2014/7/24

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ちょっと前にはやったリケジョ。
私も高校時代は2年生から理系クラスに所属はしていたのですが、進路希望を出した直後の1年生の10月に文転を決めたため化学は散々。なんと定期テストで8点と12点を取り、あわやの進級のピンチに落ちかけたこともありました。(模試は平均以下とったことないけどね!)

「ああ、ちゃんと勉強しておけばよかった」そんな後悔とともに、在りし日のことを思い出したのは、先日の夜中のことでした。

から書き始めますと果てしなく長くなりますので簡潔に申し上げますね。
まず前提として、お部屋改造計画の一環として、憧れのマントルピース(暖炉の外郭のこと)を制作していたのです。
不要になったカラーボックス2つに、ホームセンターでカットしたベニヤ板を張り付け土台は完成。

次にネット通販で購入した軽量ブリックタイル(レンガ風タイル)を、セメントボンドで接着しました。

ここまでは良かったのです。木とり図もレンガの配置も書き出さず適当にやった割には、ぴったりとハマる奇跡が起きたし、上段を前開き扉にしたらそれもスムーズな動き。むしろ良すぎたくらいだったのです。
最後の仕上げとしてタイルの隙間を埋め、天板と前板に色を塗れば完成というところまできた、この冒頭の夜までは。

「漆喰」

専用の目地材はあるのですけども、DIY好きには憧れのこの素材を私はどうしても使ってみたかったのです。
焦る気持ちを押えられずに、DIYブロガーさん達の記事をななめ読みにし、いざ実践。
「目地材はケーキの絞り袋にいれると埋めやすい」というテクニックを仕入れ、その通りにしてみるも、セメント材の目地材ならばうまくいくところ、繊維の混ざった漆喰は絞り口に詰まる。ここが最初の誤算。
詰まったあげく圧がかかりすぎて袋が破れる波乱。
そして注入ムラを、指で撫でてならしていたら、タイルの凹凸にビニール手袋が擦り切れる試練。
負けてたまるものですか! と、素手で塗りだしたのが、最大の間違い。
漆喰て強アルカリ性なんですって。
そりゃそうでしょって思いますよね。だって主成分は石灰と水だもん。。。
それに気づいたのは、こき使っていた右人差し指にただれた傷ができ、手の平の皮がべろべろ剥けてきてからでした。
慌てて洗えど、落ちません。アルカリ性なら…! と酢酸水に手を浸してみたけど甲斐なし。そりゃそうですよね! アルカリが強すぎてこんな酸で中和できるはずがありせんよね!!!!!!!

「むしゃくしゃしてやった、何でも良かった、今は反省している」

目地は全部埋まりましたけど、右手のただれた傷はかさぶたになりました。最近傷の治りが遅いから、もしかしたら跡になっちゃうかもしれない…。
え~ん本当にちゃんと勉強しておけば良かったよおおお~~(泣)。

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from クロまゆ

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