日刊編集後記
2014/5/14
本日、平和島へピット取材に行ってきました。選手も作業で忙しいので、なかなか話し込むことは出来ないんですけど、たまたま今日は今村豊選手とじっくりと話す時間が持てました。
その際にさらっと話の途中に「僕らは博打の駒なんですよ」と言われたんです。その時に内心、この人はさすがだなと思いました。「選手=博打の駒」とは、正直思っててもなかなか口に出せないんですよね。特に我々は…。選手の中には我々は博打の駒じゃない! って言う人も少なくないし、それを言うと選手に失礼にもなりますので。でも、やっぱり選手は博打の駒だと私も思うのです。言葉が悪いだけで、今村さんが言いたいのは、興業が成功するならば、我々をうまく使って下さい、そのためなら協力を惜しみませんということだと思う。売上が上がれば、選手もファンも施行者も幸せになれるのだから、当たり前の論理だと思うのです。つまり、今村さんは業界全体のことをしっかりと考えて、日ごろから過ごしているんだと思います。
その後、しばらく今村さんとは「博打論」をして、博打の本質をいろいろと教わりました。それはまた今度どこかで披露できたらと思いますが。