日刊編集後記


2014/4/11

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ふだん利用する鉄道は、なぜかかなり頻繁に人身事故で運行が止まります。そんなときは大概バスで別の路線の駅まで行き、そこから高田馬場に向かいます。ま、面倒臭いけれども、何度も経験しているので普通に対処します。

しかし今回は、私が電車に乗った後に事故が起こったようで、次の駅で止まり、そのまま動かなくなってしまいました。最初、なぜ停まったままなのかは分からなかったのですが、アナウンスが入り事故だと判明。マジかよ~、と思っていたら、私、びっくり! ほぼ3分の2くらいの乗客が、何の躊躇もなく電車を降りてしまったからです。

へ? と思いましたね。思いましたが、すぐにそれが賢明な行動であることにも思い至りました。人身事故だと最低30分、下手すりゃ1時間以上、止まったままですからね。よほど時間に余裕のある人以外は、何らかの別の移動法を考えた方がいい。停まった駅には別路線の地下鉄もつながっているので。

私はそれだと全然遠回りになるので、仕方なく15分ほど歩き、さらに別の地下鉄を利用しましただ。30~40分ほど余計に時間がかかったですが、仕方ないです。まあ、それよりやっぱり、他の乗客の行動力に感心します。誰も何も文句を言ったりする雰囲気もなく、電話をかけたり、スマホで何かをチェックしつつ、行動に移ってましたもんね。このあたりがやっぱり国民性ってことなんですかね~。

ってか、今更ながらにそんなことに感心している私の方が、鼻たれ小僧ってことになるのか…。

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from 呆

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