日刊編集後記


2013/10/28

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ダービーが終わる頃から急速に気温が落ちてきて、朝晩は寒いくらいになりましたね。スーパーの店頭には、いくつもの甘酒商品が並ぶようになり、秋深しと感じさせます。甘酒といえば『公営競技の冬の風物詩』といえるでしょう。平和島のスタンドで飲む甘酒は格別だし、中山競馬場で有馬記念の日に飲んだ甘酒も、体を温めてくれました。現在ではこのように、寒い時季の飲み物として認識されていますが、江戸時代は夏の飲み物だったらしいですね。時代劇や時代小説では、寺社の門前の茶店で夏に、登場人物がよく飲んでいます。元は日本酒を作る時に生まれてきた副産物。健康飲料として静かに人気が復活し、商品数も増えているそうです。皆さんも、冬の寒い時季に一杯、いかがですか。

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from ヤマケイ

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