日刊編集後記

2013/10/16

こんにちは、クロまゆです(^_^)/～♪
「日本文化の秋」第2弾ということで、本場・京都へ行ってきました♪

四条橋おしろい厚き舞姫の額ささやかに打つ夕あられ～♪ (与謝野晶子)

と勝手な調子で鼻歌うたい、思いをはせたは京の花街。小学生の頃に母の漫画で初めて目にした時から憧れて止まなかった芸妓さん。私もなりたいと願った時は勇気が足りず、歳月は待ってくれずで、そのまま大人になってしまったわけなのですが、今でも時折思い遣る憧憬の地なのです。

京都を訪れる機会は幾度かあったのですが、歴女自称の妹に引き回されての神社仏閣行脚や、びわこ競艇に行く時の羽休めに立ち寄ったのみなどと、なかなか時機を逃してばかりで、この度が悲願の初見参!

まずは、三条にある京都市役所～鴨川沿いに四条へとぶらぶら散歩。5大花街のひとつである先斗町の通りです。お日様高いこの時間、舞妓さん方には出会えずでしたが、町屋のお蕎麦屋さんで鴨とふわふわ卵の「親子うどん」をいただいて、古着屋さんで練習用の着物を物色。東京は神保町とも赴き違う古本屋さんにぷらぷら入ってて崩し文字の手習い帖を眺めてみたり!
気分はすっかりお休みの日の芸妓さん。何とも感慨深かった…。

道草重ねて、ようやく四条へ至ったのはもう夕暮れ時に差し掛かってしまったころ。鴨川大橋を越えてあわてて八坂さんへご挨拶です。祇園花月と南座眺めて、小道の奥まりにあった町屋カフェ「祗おん ひつじ」さんを見つけて入ってみると、まず目に飛び込んできたのは、夏のご挨拶に芸妓さんや舞妓さんが配るという名入りのうちわ! なるほど、看板メニューのシュークリームは一口サイズでおちょぼ口のお姉さん方にはぴったりなわけですね。ああ、何とも感慨深いです・・・(2回目)。

18時を回ったころには、すっかり日が落ちていたので歌舞練場や祇園会館、北部の新橋通りから先はまた次の機会にと。妹と合流し鴨川沿いで京料理(すっごく素敵、とっても美味しい! 意外に安い!)を頂いて、帰りのタクシーのオジサマの〝いけず～"を経験。笑
「京都で良い人にあったら滋賀の人だと思えっていいますよね。運転手さんも滋賀の方? あら、違うんですか。笑」と負けずに言い返しはしましたが、これが正しい〝いけず″な返答だったかはわかりません。はい、大満喫の1日でした(*^ω^*)笑

さて、夢にまで見た街にさらに魅せられ捕らわれたのか、1週間たってもまだ夢心地
から醒めずにいたクロまゆです。

コーヒーこぼして、壁にぶつかり、ゴミ箱をひっくり返して、と・・・。さらには先日スマホを無くし、会社の方や友人たちにも大迷惑をお掛けして、その猛省と8年分の写真の失った衝撃ことにようやく目が覚めた次第です(>_<)(この場を借りてお詫びさせてください。)本当に申し訳ありませんでした。

これからの紅葉シーズン、みなさまの中にも京都に行かれる方がいらっしゃるのではないでしょうか。その方にはぜひ進言申し上げたい。
くれぐれも、私のように心とスマホを落としませんようお気を付け下さいませね～(ToT)/～～～

おしまい

(八坂さん。撮ったのは翌日移動のタクシーにて。たった1枚残った京都の写真になっちゃいました～。)