日刊編集後記


2013/10/9

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先日、ある経済サイトに、企業における「タバコ部屋の効用」ってなことを説く記事が載ってました。ひと月ほど前にも、似たような趣旨の記事を読んだばかりだったので、なんかその手の意見浸透を企んでいる人でもいるのかしらんと思ってしまいました。ま、私は喫煙者なんで、なんか妙な記事だ~ね~と読み飛ばせば終わりですが、タバコ吸わない人にとっては、ふざけないでちょーだいって話でしょうね。

しかしまあ世の中の趨勢は、ますますタバコに対してはキツイものになってますんで、別に気にする必要はないでしょう…。場所によっては喫煙所さえ設置しないようになってますんで。その点、競艇場は新しい施設でも必ずしっかりしたものが設けられてるから、ありがたい限りです…。

私、自分がよく出没するところの喫煙所は、大体把握してます。屋外でも、灰皿が置いてある場所はある程度知ってます。しかし、先日、大きな見落としに気づいてしまいました。これがそれです。

よく行くスーパーに置いてありました。喫煙所っていうかまるで電話ボックス。このスーパーは複合商業施設内にあって、2Fの屋外に喫煙所があるんですね。なので私はそこを利用していたわけですが、まさか売場に置いてあるこの箱が喫煙所だとはまったく気づかず、今まで見逃していたわけです。

さっそく、試してみました。しかし、なんか外から丸見えだし、見世物になったような間抜け感が漂ってました。おまけに排煙機能があるのかないのか、煙も漂ったままほとんど減りません。1本吸い終わる頃には、霧の中状態でした。まさかと思うけど、こんな喫煙ボックス?が普及したら、いやだなあ…。

あ、でも、もしそうなったら、最初に触れた記事は成り立たなくなりますね。なにしろ件の記事は、タバコ部屋の効用はコミュニケーションにあり、という趣旨でしたから。この1人しか利用できないボックスではコミュニケーションなんてむり無理。

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from 呆

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