日刊編集後記


2013/7/23

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3日前の当欄に、晴さんが富士山に登ると宣言されてますね。お~、世界遺産登録記念登山ですか!(笑)。

私も富士登山の経験あります。もう三十数年前の話ですが…古! 晴さんと同じように登山靴を新調してもらい、とりあえず登山を心待ちにしていたわけですが、甲子園の神奈川予選で原辰徳が出場している試合の途中に家を出なくてはならず、それが心残りだった記憶が。ん~ん、我ながら妙なことを覚えている…。

富士山に登ること自体は、さほど大変ではなかったような。なにしろ途中の山室(でしたっけ?)で1泊して登ったので。ただ、なんだか妙に天井の低い部屋で、知らないおじさんたちに囲まれて眠るので、非常に居心地が悪かったですね。でも疲れには勝てずに眠ったと思ったら、とんでもなく早い時間に起こされ「御来光」を拝まされました。太陽が登ってくるとおじさんたちがワーワーと喜んでいたことが不思議でした。子供にはそのありがたさは分かりませんから。ま、今でも同じだけど。

さほど大変ではなかったと書きましたが、そういえば最後の方は杖に頼ってたような。最初は杖など必要ないのではと思っていたのにね。まあ、自信満々の小僧が鼻を折られたって感じですか。

そんな小僧にはバチが当たるってもんで、頂上にたどり着いて少したった頃、高山病のような症状が。仕方なく、伯父の淹れてくれたコーヒーを飲んで下山することに。で、不思議なことに下山の記憶が何もないんですわ。転がり落ちたわけではないんだけれど…。

また登ろうかな。まさか、ね。今登ったら確実に怪我したりひっくり返ったりすると思われ。そういう意味では、晴さんくらいの年齢で登っておくのが賢明かと。皆さんも、どうぞ。

ああ、そういえば25日から試験的に入山料取られるんでしたっけ、任意らしいけれども。じゃあ、明日登るしかない?

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from 呆

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