日刊編集後記


2013/6/25

………………

先日、床屋に行きまして。1000円床屋。私、大概おなじところに行っていて、そこのオジサンは私のことを覚えてくれてるとは思います。んがしかし、毎度毎度、どのようにしますかと聞かれ、私は後ろ刈りあげてあとは短くと答えます。すると必ず刈り上げは何ミリにするかと聞かれ、3ミリでと答えるのが恒例であります。ま、これが済むとあとはサクサクやってくれるので、たいてい10分程度で終わるので楽チンです。

今回も、同じように始まりました。そこではいつもFMの番組を流してるんで、何の気なしに聴きながら。ところが、その時の番組DJが話していた内容、というか話し方かな、これがやたらと面白いというか可笑しいんですわ。

最初はニヤニヤしながら聴いてました。しかし面白DJは続き、笑いがだんだん制御できなくなって、それでも必至に息を止めて我慢はしていたんですが、喉の奥から「ングッ、ングッ」と漏れだしてしまいましただ。

ふと気づくとオジサンのハサミの動きは止まり、下を向いている。ああ、オジサンも笑いを我慢しているんだと思った瞬間、私はもう堪えることが出来ずに、ギャッハハハハ~、と大声を出して笑い出してしまいました。

オジサンも「面白いよね~」と大いに同意してくれ、それ以降はDJがオモロイ事を言うたびに、遠慮なく笑い、オジサンも遠慮なくハサミを止めていました。んなわけで結局、いつもの倍くらい、時間がかかってしまいましたね。

その番組でDJをしていたのは福山雅治さん。かっちょよい歌手&俳優さんだと思っていたのですが、意外な側面というか、才能をお持ちなんですね~。あれだけ人を笑わせることができるんですから。

それにしても1000円床屋で、おっさんとオジサンが、やたらとニヤニヤして、グフグフグフ、ギャハハハ、デヘへへへ、などと笑っている光景は、けっこう気持ち悪いですよね。1階にあるお店でなくてよかった。

………………

from 呆

□日刊編集後記へ