日刊編集後記

2013/6/17

昨日、数年ぶりに中高時代の同窓会があって出席した。この数年、50歳を超えたあたりから急に、小中高大学の同窓会がそれぞれ増えた気がする。人生半ばを超えてのノスタルジー的なものもあるのだろうが、出席者の皆にそれぞれ「人に歴史あり」で、話は尽きない。残念ながら中高と男子校だったので、「初恋の彼女に会える」的なイベントがないのはちょいと寂しい。いや、“女性”になったA君も出席していて、“彼女”にとっては「初恋の彼」がいたのかもしれないが(笑)。平凡な自分にとって何より嬉しいのは、何らかの理由で音信が途絶えていた旧友の近況を、思わぬ別の友人が教えてくれることだ。昨日の会でも、高校・大学時代、その生き方に感銘を受けたB君が今、遠い某国で日本語放送のアナウンサーになっていることを教えてもらい、無性に会いたくなった。今年中にでも時間を作って訪れたいと思う。