日刊編集後記
2013/4/1
今日から4月。あと2カ月経てば今年も残り半分になってしまうなんて。…と毎年言っている気がしますが、本当に早いものです。
そう、本当に早い。今年に入って姪っ子は小学校に入学するし、私はひとつ年を取ったし、海外通販した荷物がシンガポールを出港したのを最後にロストして2か月経つし……。
今まで「早いなー、早いなー」で1年を終えていた私ですが、最近面白いスマホアプリを入れて、細かな季節の移ろいを楽しむようになりました。
皆さんは七十二候というものをご存知ですか? 元は古代中国から発生した季節を表す方式で、江戸時代にそれを日本の風土気候に合うよう改訂し、一年を72種類に分けて(つまり約5日ごと!)刻々と変わる季節を言い表すのだそうです。
例えば今は「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」。たしかに昨日は雨模様で、私の住んでいる所では朝から雷が鳴っていたのでした。
そういえば先月も「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」の候にあたる日に、なんと大きなヒキガエルに遭遇しました。しかも雨降りの寒い渋谷で!!
温暖化が騒がれ、日本にはもう季節なんて関係ないんだと勝手に思っていましたが、私が見ていないだけで小さな季節のサイクルは江戸時代からそう変わっていないのかもしれません。
もうそろそろ仲春から晩春に移り「玄鳥至(つばめきたる)」になります。ツバメの到来、もうじきなんですねぇ。
七十二候のアプリは「くらしのこよみ」という読みもの系無料アプリです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。