日刊編集後記


2012/11/5

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11日に発売する本誌の第1特集でインタビューしている、ポーカーの世界選手権優勝者・木原直哉さんから聞いた話です。ラスベガスのポーカーでは、極めつけのハイローラーの大会となると、参加費が1ミリオン(100万ドル・8000万円弱)という大会もあるそうです。カジノのVIP席で個人的にこのぐらの額のやり取りをしている人はいるでしょうが、公の大会にこんな大金を持ち寄って勝負する人たちがいっぱいいるというのは、さすがにびっくりしますよね。ちなみに参加者は、プロのポーカー選手はいてもほんのわずかで、要はポーカー好きの大金持ちだそうです。ただ、ビジネスで大成功している人たちなので頭が良く、ポーカーそのものもセミプロ並みの力量はあるとか。しかし、そんな巨額の大会を堂々と開催できることもまた、素晴しいというか何というか…。ギャンブラーとしてはロマンも感じないではありません。おそらく日本では、仮にカジノが許可されても、金額に規制がかかると思います。

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from ヤマケイ

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