日刊編集後記
2012/9/28
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スポーツ新聞を見ると、載っている広告は中高年向きの『元気になる』的なものばかり。ありとあらゆる精力剤をはじめ、毛はえ薬、中高年専門の出会いサークル、再就職のための人材派遣会社、介護サービスなど。自分は間もなく55歳を迎えるのだが、あまり『オッサン』の自覚がない。しかし同世代の友人と話をすると、「もう55になったら役員で会社に残れるかどうかも察しがつくし、老後の準備をしないとね」というし、「最近は会社でも、病気の話題がめっきり増えた」とか。みんな驚くほど年金や保険の類のことに詳しいので、55歳になっても食べ放題に行って満足しているのもいかがなものか、と複雑な気持ちになっている。
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