日刊編集後記


2012/9/6

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いんや~、常識ってのは人によって違うもんなんですね~。あ、人によって違ったら常識とは言わんので、感覚ってのは人によって違うというべきか。

昨日の当欄、ビールの泡をフローズンにするのが画期的とする説に、仰天してしまったおとっつぁんです。なにしろですね、ここ十数年来、泡をフローズンにするのは私にとって当然のことでしたので。外出先ではともかく、家で飲む際には、泡シャーベット状態は基本です。

冷凍庫に入れた缶ビールを凍る前のジョリジョリ状態にしてからグラスに注ぎ、数秒もすれば、フローズン状態の泡と、キンキンのビール部分に見事に分かれます。でも、ジョリジョリ状態でも、冷やし過ぎてると最悪。辛うじてグラスに注げたとしても、ビール部分が著しく少なく、おまけに、缶からは残りのビールがマグマ状態となってじょろじょろと吹き出してきますからね。開ける前に、缶の中がどのような状態になっているのか、音で聞き分ける必要がありますよ。このへんの感覚は養わなくてはなりません。

ま、私の場合はその必要はもうほとんどありません。っていうのも、どれくらい冷凍庫に入れておけばいいのかは、それこそ肌感覚でつかんでいるので…。それも買う店によって冷やされ方が違うので、お店別の感覚が養われております。今、改めてそのことを意識しましたけど、ホント、いつの間にやらこんな感覚が養われたんですかね~(笑)。

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from 呆

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