日刊編集後記


2012/5/10

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毎年毎年、どこかにGW大嫌いと書いてきているので、もうみなさん聞き飽きましたね、きっと。ミズムラはGWを本当に憎んでいるほど嫌いです。
というわけで、今年のGW間は、戸田のGW開催に行く以外は、家でじっとして読書をしていました。といっても、先月号の最後の校了が5月2日だったし、1日から6日まで戸田開催で、そのうち3日と5日は取材に現場に入っていたので、そもそもGWって別に我々には休みでもなんでもないんですよね。
読書はどうせ昼間は外出してもしょうがないという諦観があるので、逆におおいに集中できました。歳を取ってくるとなかなか大長編は読むのがきつくなりますが、この間に宮城谷昌光の「孟嘗君」1~5巻を一気に読破できました。その意味ではGWありがとう、です。あと、DVDで揃えた「新必殺仕置人」もだいぶ観ました。石橋蓮が悪党岡っ引きの役で出る回、最後に中村主水に斬られますが、そのときの表情の変化が良かったなあ。石橋蓮は必殺シリーズでは何回となく悪役で出演して殺されていますが、いつもいいです。そうだ、今度どこかに好きな時代劇悪役の話を書きましょう。もちろん一番は、黒沢年男の“聖天の政五郎”ですけどね。これ以上書き出すと、いくら行数があっても足りなくなるので、いずれまたの機会に。
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from ミズムラ

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