日本財団会長杯争奪戦 蒲郡ムーンライトレース

□出場予定選手

開門時間
4/5-11 10:00
12R発売締切
20:45
1Rスタート展示
15:00
進入固定競走
7R

4月になり、2021年度に入った最初のシリーズは「日本財団会長杯争奪戦 蒲郡ムーンライトレース」。5日から11日まで、実に7日間の長期戦で開催される。

萩原秀人がV筆頭候補!地元勢も層の厚さで対抗

シリーズをけん引していきそうなのは福井支部の萩原秀人だ。前期は7.38の高勝率をマークしているが、2015年後期から現在12期連続して7点オーバーを継続中。この原稿を書いている3月中旬時点でも、今期7点近い勝率を残しており、ハイレベルでの安定したパフォーマンスが期待できる。当地でも昨年7月の一般戦で優勝するなど、過去7優出、2Vの実績を残しており、今回は蒲郡連続優勝をかけての参戦となる。
迎え撃つ地元勢もA1級2人を中心に精鋭ぞろい。当地で安定した走りを続けている坂元浩仁は2020年8月のお盆レースから蒲郡では3連続優出中で、今期もここまで勝率7点に迫ろうかという好調さを持続。ただ、不思議なことに当地優勝は2014年5月のゴールデンウィーク戦以来ないだけに、久しぶりの美酒を味わってもらいたい。
もう1人のA1級は伊藤誠二。2期連続A1キープした伊藤は昨年10月のG1丸亀周年で節間3勝をマークするなど活躍。今年の元旦に3年3ヶ月ぶりとなるフライングを切ってしまったのは残念だが、持ち前の攻撃力を今回も見せつけてくれるはずだ。また、地元勢は他にもV戦線に加われるだけの選手は多い。A1級復帰へモチベーションも高いのは丹下将池田雄祐。池田は昨年10月の津で約1年ぶりに優勝を果たし、また今期に入っても12~2月の3ヶ月で4優出するなど好調だ。他にも松竹大輔吉島祥之畔柳俊吾も巧みに展開をついて舟券に貢献する力は十分にある。
遠征組で萩原以外に優勝戦線に絡んできそうなのは土屋智則、佐々木康幸、今井貴士ら。土屋は蒲郡との相性も良く、今年1月の一般戦も含め2優出で2優勝。今期も最初の4ヶ月で3優勝しており、ツボにはまった時の強さは際立っている。10年前の2011年7月に当地オーシャンカップでSG初優勝を飾っている佐々木も一時期の不振から抜け出しており、本来の切れのいい走りが期待できそうだ。また、今井も年1ペースでしか当地出場はないものの、2016年12月に優勝も果たしており、相性は悪くない。他にも攻撃力の高さで言えば、石倉洋行も怖い存在だ。
また、今節は男女混合戦でもあり、女子選手も6人出場する(※3月19日時点)。三重支部のA1級・塩崎桐加をはじめ、一昨年のクイーンズクライマックス覇者である今井美亜、お嬢さまレーサーとしても知られる富樫麗加と握りっぷりの選手がいるだけに、軽量も生かして大いにレースを盛り上げてくれそうだ。