ボートレース若松優勝選手


王冠過去の優勝選手

スポーツ報知杯年またぎ特選競走(令和3年1月2日)

池永太 新年初笑い!


4364 池永太(福岡)

年またぎで熱戦を繰り広げた若松ボートの「スポーツ報知杯年またぎ特選競走」は、1号艇の池永太(35歳=福岡)が優勝を飾った。4号艇の田頭実の前付けがあったが、池永はインからコンマ07のトップスタートを踏み込んで逃げ切った。2021年の初優勝、当地では6回目のVに笑顔を見せた。

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 1423/56の並び。

 優出インタビューで、動くと語っていた4号艇の田頭が前付け。絶好枠の池永とて緊張のレースとなった。「進入からヒヤヒヤでした」。

 それでも、堂々たるスタートを決めた。大時計に集中し、コンマ07のトップタイミングだった。「スタートは狙ったところにいけました」。

 1周1マーク。イン先マイ。主導権は渡さない。3コースから塩田北斗の絶妙なマクリ差しが接近してきたが、バック直線で抑えて、振り切った。気迫伝わる逃走劇だった。

 「日に日に調整が合って、乗り心地、伸び、出足とバランス取れて不安はなかった。あとは自分が集中するだけと思っていました。このいいメンバーで逃げれて100点でしょう」。レース後は嬉しそうな笑顔が弾けた。

 当地では6回目のV。「またすぐ若松で優勝したいですね」とニッコリ。

 2021年初笑い。笑顔満開の幸先の良いスタートを切った。

 今年は意気込みも熱い。「昨年は同期の西山(貴浩)君が素晴らしいレースをしていた。それに追いつき追い越せるように精一杯走りたいです。一緒にグランプリに行けるよう頑張ります!」。同期同県、仲の良い西山のSGグランプリ優出という活躍を見せられ刺激。奮起する池永から目が離せない一年になりそうだ。

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(文:吉川)


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