ボートレース若松優勝選手
GⅢシャボン玉石けん杯(令和2年10月6日)
守田俊介イン逃走 今年8V!
若松ボートの「GⅢシャボン玉石けん杯」は6日に優勝戦が行われた。1号艇の守田俊介(45歳=滋賀)がインからコンマ07のトップスタートを決めて1マークを先マイ。握って攻める3号艇の久田敏之を抑えて逃げ切った。優勝は今年8回目、通算で109回目。
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1,1,1,1,5,1,2,1,1,1,1。
今節の守田のスタート順である。
平均順位1.45位で、平均タイミング0.11。
抜群の切れ味だった。
優勝戦は追い風5mのコンディション。「追い風はすごくはやかった。フライングだけはしたらアカンと思って気をつけていきました」。
それでもコンマ07の好スタート。トップタイミング。守田に狂いはなかった。スリットで先手を取って1マークも有利に先制。逃走態勢を築く。3コースから握って攻めてきた久田が接近してくるも、逆転は許さず逃げ切ってみせた。
「昨日からコンディションが変わって、今日はプロペラをやっていたけど、最後は“適当力”が当たって正解やったと思います。いい感じで回れてました」と、満足そうに笑った。
優勝はこれで今年8回目。賞金ランキングは16位にアップ。「(グランプリは)SGを勝った時だけいければいいと思っていました。こんな位置にいるのは不思議」。コツコツと出してきた結果が、順位に出ていた。
今月末にはSGダービーへ。秋は深まり、賞金争いも面白くなってくる季節。ダービー2冠を誇る守田の走りから目が離せなさそうだ。
また、若松で開催される「プレミアムGIボートレースバトルチャンピオントーナメント」(12/3 初日)の出場も発表された。「12月にまた頑張りますんで、応援してください」と、若松のファンへメッセージを送っていた。
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(文:吉川)