ボートレース若松優勝選手


王冠過去の優勝選手

若松夜王シリーズ第2戦マンスリーBOATRACE杯海属王決定戦(令和2年9月28日)

村越篤 鮮やかマクリ差しV


3907 村越篤(香川)

海属王は、海色の勝負服の男だった!若松ボートの「若松夜王シリーズ第2戦マンスリーBOATRACE杯海属王決定戦」は28日に優勝戦が行われ、4号艇の村越篤(42歳=香川)が優勝を飾った。4コースの菅章哉が内艇を一気にマクる展開に、5コースの村越が鮮やかなマクリ差しを決めて先頭に躍り出た。優勝は今年2回目。
 
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進入はスローに1、2。ダッシュに5、3、4、6。
 
地元・5号艇の松崎祐太郎の3カド奇襲があったものの、4コースの菅の気合いはその上を行っていた。コンマ02の電撃ショット。松崎を叩き、2コースの仲口博崇、インの岩永雅人と愛知勢を次々に飲み込んでいってマクリ先制。
 
菅が優勝トロフィーに手をかけていた。
 
だが、この展開に、目を光らせたていたのが隣5コースの村越だった。「菅、様様」。マクった3号艇の懐に、ズバッとマクリ差し一閃。電光石火の早技。突き抜けてバック先頭。
 
続く2マークもトップで回って、がっちりと首位固め。勝負アリ。
 
今年2回目、通算では14回目の優勝を掴み取った。
 
「足は全部良かったです。仕上がりは今節で一番でした」
 
新ペラに換わったのが当たり、快速の相棒機とともに、混戦シリーズを制した。
 
今節は「海属王決定戦」。
 
海水レース場がある県の支部に所属する選手だけを集めたという企画レース。
 
東の海、西の海、南の海から、強者クセ者たちが参戦してきていたが、四国・丸亀で育った男が、海属王となった。
 
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(文:吉川)


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