ボートレース若松優勝選手
ポカリスエットカップ(令和2年9月12日)
片岡雅裕イン速攻 今年4V!
若松ボートの4日間の短期決戦「ポカリスエットカップ」は12日に優勝戦が行われた。安定した機力とさばきでシリーズを引っ張ってきた1号艇の片岡雅裕(34歳=香川)がイン速攻。マクらせず差させずに押し切って、今年4回目の優勝を飾った。当地では初。
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6Rは、6-2-3で3連単6万円台、10Rは6-1-4で、こちらも3連単6万円台。一日を通して6号艇の舟券絡みが多く、穴党が色めきだつ最終日ではあったものの、結びの大一番に、狂いはなかった。
進入は123/456。
インの片岡がコンマ13スタート。3〜5コースの艇がゼロ台を来るも、慌てず騒がず1マークを先マイ。片岡の足は快速。3コースから握ってくる吉田一郎や、4コースから差しの山本修一を抑えて、バック直線で単独先頭。そのまま逃げ切った。
2着に吉田、3着には山本。2連単は1番人気、3連単2番人気。片岡が期待に応える走りで、堂々と優勝を飾った。
「足は良かったです。スタートに一番気を使いました」。大時計に神経集中して1艇身残し、安定のスリットだった。
これで今年4回目の優勝。若松では初優勝。これまでには苦戦も見られる水面だったが、今節は予選トップ通過からの王道Vと、強さを見せつけた。
「尊敬する西山貴浩さんの地元でウィニングランができて良かったです」と話すと、ご機嫌に帰路へとついた。
次戦は児島のGⅢ(9月17日初日)に向かう。勢いに乗って、今年5Vなるか。要注目だ。
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(文:吉川)