ボートレース若松優勝選手
GⅢオールレディースJALカップ(令和2年9月19日)
守屋美穂マクリ差し決めて涙のV
女子選手が連日熱戦を繰り広げた若松ボートの「GIIIオールレディースJALカップ」は19日に優勝戦が行われた。4号艇の守屋美穂(31歳=岡山)が4コースのカドからマクリ差しを決めて快勝。今年は3回目の優勝、当地は連覇となった。レース後のインタビューでは涙を浮かべ、優勝の喜びをかみしめていた。
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進入は123/465。
チルト0で展示タイム6秒72を出した。これは、谷川里江と並び今節1位タイの数字だった。
守屋はコンマ13のスタート切ると、艇を伸ばしていき、内側に攻めていった。迎え撃つインの遠藤エミが1マークを意地の先マイ。ただ、旋回は流れた。守屋は冷静に白カポックを先に回して、その懐に艇を突き刺す。鮮やかマクリ差し一閃。勝負を決めた。
「(チルトは)伸びればいいかなと思って。足は思ったより良かったです。若松は大好きな水面。悔しい思いもたくさんしたけど、結果が残せてすごく嬉しいです」。優勝インタビューでは、涙を浮かべて喜びをかみしめた。
当地は昨年6月に続いて連覇。今年は3回目の優勝。通算では15回目。
獲得賞金ランキングは2位。
「目の前の1走1走を大切に走りながら、年末まで頑張っていきたい」と締めくくって、帰路へとついた。
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(文:吉川)