ボートレース若松優勝選手
第38回日本財団会長杯(令和2年5月22日)
オール2連対 荒井輝年 イン逃走V
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進入は枠なり、3対3。
1号艇の荒井はインからコンマ16。トップスタートを切っていった。3コースから3号艇の井上恵一が握ってくるも、荒井が牽制するようにして1マークをインモンキー。豪快に航跡を描き、赤カポックの攻撃は止める。
旋回は大きくなったが、それでも差してきた高田明や平高奈菜を懐には入れさせなかった。
バック直線で先頭に立った荒井は、2マークもトップ旋回。ガッチリと首位を守って、その後もリードを続けて1着ゴール。逃走成功。レース後、「(伸びる)平高選手がいるので、スタートはしっかりいかないとと思っていた。回り足は良かった」と荒井は振り返った。
初日ドリーム戦を3コースマクリで勝利。得点14点を得ると、その後も大崩れなくオール2連対。機力的には、まだ上の選手はいたかもしれないが、さばきの巧さはさすがだった。
準優では、1枠トリオの中で一人だけきっちりと勝った。コンマ06スタートを決めた。ここぞの、勝負所も分かっている。今節イン戦は3戦全勝。
これでイン戦は現在12連勝となった。
次走は徳山一般戦へ。25日が前検日であまりゆっくりは休めないが、次はモーニングの水面で、2場所連続Vを狙う。来月には江戸川GII MB大賞に出場するが、江戸川は今年4月に8戦6勝で優勝しており、そちらも注目だ。
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(文:吉川)