ボートレース若松優勝選手
ヴィーナスシリーズ第3戦マクール杯ナイトプリンセスカップ(令和2年5月5日)
大山千広 イン速攻今年3V!
インの大山はコンマ20。3コースの藤原菜希がコンマ17のタイミングだったが、大山がマクらせない。差せない。イン先マイからバック直線で先頭へ。主導権を渡さず、そのまま逃げ切った。藤原は攻めきれず後退。5コースから思い切り良く握った田口節子。さすがの好走を見せた実力者が2着に。3着には大外からでも好ファイトの小野生奈が入った。
勝った大山は、これで前走地の桐生からのヴィーナスシリーズ連覇。今年3回目の優勝となった。今節序盤からモーターに光るところはなかった。優勝戦も「足は普通でした」。それでも、その地力でねじ伏せて1番人気の期待に応えた。
若松では初V。ここはプロ初勝利(2016年5月)を掴んだ思い出水面。昨年は3回登場して優出2回(5着4着)、準優敗退1回。Vに届かないもどかしさはあったが、それもここまで。「めっちゃ嬉しいです!」。地元優勝を味わい、最高の笑顔が弾けた。
次走は芦屋のGI周年記念。その後、住之江のSGオールスターへ出場予定。今年は投票ランキング2位。昨年の4位からさらに順位を上げて、初日はドリーム戦だ。若き女王が多くのファンの期待を背に、最高の舞台に向かう。
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(文:吉川)