ボートレース若松優勝選手


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西部ボートレース記者クラブ杯(令和2年4月12日)

重野哲之 2コース差しで今年初V!

4289 重野哲之(静岡)

 
若松ボートの「西部ボートレース記者クラブ杯」は12日に優勝戦が行われた。2コースの重野哲之(41歳=静岡)は、スリット後にカド4コースの森高一真に締められる展開になるも、1マークでは冷静な差しハンドルを決めて優勝を飾った。今年は初、当地では4回目の優勝となった。
 
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進入は123/456。

ダッシュ3艇がゼロ台の踏み込み。4コースの森高がコンマ05から内を締めてマクリを仕掛ける。インの石倉洋行は小回り応戦。激戦の1マークとなった。

そんな中、2コースの重野は、森高に締められて窮屈になるも、慌てず、きっちりと1マークブイ際に的確冷静な差しハンドルを入れていた。

バック直線。最内を重野が伸びる。外には石倉、森高。1周2マーク。重野が全速旋回。差し返し狙った石倉は、重野の引き波に艇が浮いた。差しは入らず。森高も届かない。ホーム直線、単独先頭に重野が躍り出ていた。そのあとも、黒カポックがトップで周回を重ねていき1着ゴール。好メンバー6人で争われた頂上決戦を見事制した。

レース後は「2号艇だったからグリップ感を求めて調整しました。足は問題なかったです」と振り返り、満足な表情を見せた。トロフィーを受け取ると笑みを見せた。

優勝は今年初。当地では4回目となった。

前走の大村GIIで勇み足。Fの重りが付いての今節参戦だったが、初日第1走目でトップスタートからの1着発進。一節平均0.12は、さすがSの重野だった。近藤稔也が乗った35号機の強パワーは話題だったが、重野が相棒にして調整した9号機も軽快に動いた。3日目からはオール2連対も維持した。優勝でリズムアップして、次走は江戸川へ向かう。

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(文:吉川)


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