ボートレース若松優勝選手


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サッポロビールカップ(令和元年8月10日)

一着並べる 柳沢一 準完全V!


4074 柳沢一(愛知)

若松ボートの「サッポロビールカップ」は10日に優勝戦が行われた。1号艇の柳沢一(38歳=愛知)がインからコンマ12のトップタイのスタート。1マーク先マイから逃げ切り、7戦6勝の準パーフェクト達成。これで今年は、6月のSGグラチャンを含む4回目の優勝を飾った。イン戦は17連勝となった。
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グラチャン覇者は、勢い衰えず、一着を並べた。
 
初日から6戦5勝、2着1本で勝ち上がり。
 
優勝戦1号艇に柳沢。2号艇に86期同期の島田一生。この男も柳沢と同じ成績で大暴れ、今節唯一柳沢に土をつけたのが島田だった。乗りっぷりは光った。
 
同期で内枠に並んだ一戦。軍配は柳沢にあがった。進入は12/3456。ほぼ同体でスリットを通過した白カポックと黒カポック。まずは柳沢がインモンキー。真っ先に1マークを回る。差し狙いの島田はターンマークに接触して痛恨の後退。バック直線で柳沢先頭。2マークも先に回って、リードを広げていって独走ゴール。これでイン戦17連勝で、今年4回目の優勝を飾った。「今日は合ってなかった。準優は出足が良かった」と、感触は完璧というわけではなさそうだったが、それでもきっちりと1番人気に応えて、結果を出した。
 
7戦6勝、2着1本。準パーフェクト達成。これまで若松では目立った実績はなく、過去3年当地勝率は5.88だったが、今節は圧巻の走りを見せつけた。
 
今年は快進撃だ。6月にグラチャンを制覇、SGタイトルホルダーの仲間入りを果たした。優勝戦はインからコンマ01の電撃スタートで逃走。物怖じしない度胸を全国のファンに見せた。続くSGオーシャンでも好走を続けて準優勝。活躍がフロックではないことを印象付けた。オーシャン優勝戦で見せた5コースからの鋭いマクリ差しハンドルは素晴らしかった。今年これからのSG戦線でも注目の存在として名は上がるだろう。
 
次走は地元蒲郡のお盆シリーズへ。“凱旋レース”の後は、SGメモリアルに参戦。
 
今秋のSGダービーへの出場も先日決まった。
 
柳沢にとって躍進の一年。今年後半も目が離せない。
 
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(文:吉川)


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