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若松夜王シリーズ第3戦公営レーシングプレス杯男女W優勝戦(令和元年8月2日)

海野ゆかり イン逃走! 今年初V


3618 海野ゆかり(広島)

若松ボートの「若松夜王シリーズ第3戦公営レーシングプレス杯男女W優勝戦」は2日、12Rで女子の優勝戦が行われた。1号艇の海野ゆかり(45歳=広島)がインから先マイ。マクってくる3号艇を受け止め、逃げ切った。今年は初、通算では57回目の優勝を飾った。
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進入は123/456。
 
スリットはほぼ横一線から、インの海野が艇先を伸ばして1マークを先マイ。3コースの3号艇・片岡恵里が思い切った握りマイで迫る。直前の11R(男子優勝戦)では3号艇のマクリがインを沈めていたが、ここは海野が片岡のマクリを許さず逃げる。「(3号艇のマクリは)焦った」ものの踏ん張った。
 
バック直線では、先頭に海野、少し下がった外側に片岡。
 
2マーク。海野が先取り。差し返しを狙いたい片岡は、最内から突っ込んできた5号艇もあって、差せず後退。ここでリードを広げた海野。その後もきっちりと、ていねいに周回を重ねていってゴールイン。今年初の優勝を飾った。
 
初日5着の船出も、その後は3着3着2着3着1着1着4着1着1着。
 
シリーズが進むにつれて、成績を上げていった。エース機32号機の感触も、優勝戦日には「伸びを中心にいい」と納得の表情だった。予選は2位通過だったが、同1位の大瀧明日香が準優で姿を消して、ポールポジション優勝戦1号艇が用意された。いい流れを掴んでいたのが海野だった。「(優勝できて)良かったです」。
 
通算では57回目の優勝を飾った実力者も、当地は意外にも初優勝。ウィニングランでは、男子の部を優勝した三井所尊春と共に水面に出て、若松のファンから祝福と声援を浴びた。
 
ウィニングラン後は、ゆっくりする暇なく表彰や写真撮影。忙しかったが、優勝トロフィーを渡されると微笑んだ。
 
次走は女子の祭典・第33回レディースチャンピオン(8月7日開幕・蒲郡)。今回の優勝で弾みをつけて、GIへ向かう。
 
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(文:吉川)


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