ボートレース若松優勝選手


王冠過去の優勝選手

若松夜王シリーズ第3戦公営レーシングプレス杯男女W優勝戦(令和元年8月2日)

豪快3カドマクリ! 三井所尊春V


4101 三井所尊春(佐賀)

一発で相手を仕留めた! 若松ボートの「若松夜王シリーズ第3戦公営レーシングプレス杯男女W優勝戦」は2日、11Rで男子の優勝戦が行われた。3号艇の三井所尊春(40歳=佐賀)が、3コースのカドから豪快なマクリを繰り出し、逃げる1号艇を波に沈めて快勝。今年2回目の優勝を飾った。通算では45回目。
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ゴールライン。右腕を若松の夜空に突き上げ、高々とガッツポーズ。赤い勝負服が嬉しそうに飛び込んだ。
 
会心のレースだった。
 
進入は12/3456。3号艇の三井所は、3カドを選択。三井所の3カドは迫力十分。一昨年、多摩川で見事GI初優勝した時も3カドだったが、今回もこの男は闘志十分に、後方に引っ張った。
 
コンマ16のスタートタイミングでスリットを通過。1マークは豪快にレバーを握り込み、逃げる1号艇の桑原悠に、猛烈な勢いでマクリ襲いかかった。スピード、迫力満点。一発KO。桑原は完全に引き波へ消えた。
 
バック直線で三井所が早々とトップ独走。1マークの強烈パンチで相手を仕留めた男は、観客の視線を多く集めながら一人旅を楽しんでフィニッシュ。2着には、辻栄蔵との接戦を制した前田将太。3着に辻。
 
レース後、三井所は爽快な笑顔が弾けた。「1マークは完璧でしょう! 最高です!」と、興奮冷めないといった感じで振り返った。
 
これで今年は2回目。通算では45回目の優勝。「若松は大好きです。もっと走りたいですね」。そう話して、機嫌良く、足取りも軽く帰路についた。次走は地元唐津の「佐賀新聞社杯お盆特選~がばい王者決定戦~」へ向かう予定。
 
今年は夏の甲子園(8月6日開幕)に、12年前に「がばい旋風」と呼ばれる快進撃で話題になった佐賀北が出場するが、一足早く若松水面では、がばい強か三井所の走りが見れた。
 
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(文:吉川)


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